古びた風合いを再現するエイジング塗装のいろいろ
エイジング塗装とは、文字通り「古びた感じ」を演出する塗装の方法です。
巨大テーマパークが日本に進出したのとともに、その技法も持ち込まれたとされていて
いまでは、飲食店舗やアパレルなどの商業施設をはじめ、住宅や寺院などの修復補修にも用いられます。
イメージ通りの古び方を再現するには、技能者の知識とセンスが重要となり
特定の塗料を選んで塗るだけでなく、特殊な塗料の組み合わせや
絵画的な技法を用いた「ムラ」や「ぼかし」なども求められることがあります。
エイジング塗装は、具体的には次のようなニュアンスを表現したものとなります。
・サビ
・風化(エイジング)
・クラック(ひび割れ)
ここでは、特殊な技能によらず、塗料の特性によって表現しやすいものをとりあげてみていきましょう。
【錆の表現】
錆びは、エイジング塗装の定番のひとつで、こうした表現に用いられるのは
鉄や銅などの微粉末を混ぜた塗料です。
塗料を塗ったあとに酸化剤を塗布して鉄錆を作り、トップコートで被覆するのが一般的な工程となります。
【クラック(ひび割れ)の表現】
ニスやペンキを塗った古い家具には、時間の経過とともに細かいひび割れが入りますね。
このようなひび割れを再現する塗料があります。
これは、収縮率の異なる塗料を重ね塗りすることで、ひび割れを作ることができるもので
ちょうどよいひび割れが作れるように、1層目にはミルクペイント、2層目にはAEPなどと
特定の塗料を組み合わせてセットになっています。
姫路の株式会社青芳塗装では、内装・外壁塗装以外に風情のある古色を残す古色塗装や木材を守る木部塗装を行っております。
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